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まじめな話をひとつ。
震災廃棄物について記載してあります。あくまで個人的な意見です。
門前町は平成19年3月25日9:42に能登半島地震を経験しました。
「計測震度の最大地点は輪島市門前町で、震度7(計測震度6.5以上)に近い計測震度6.4を観測した。」
ウィキペディアより
昨晩も東北地方で震度5弱の地震が発生し、輪島市も震度3を観測してました。
震災経験者はフラッシュバックしたのではないかと。ニュースを見てるだけで目の前が滲んできます。
そんな中、今、輪島市では・・・
門前町を宣伝します。
「読売新聞HP」H24.12.7より転載
石川県輪島市が8日に予定していた岩手県宮古市の震災がれきの試験焼却が延期となった。
ごみ処理施設「輪島クリーンセンター」が立地する美谷町の住民らが、センターにつながる道路にバリケードを築いて輪島市の一般ごみの受け入れに反対したためだ。市側は改めて地元住民と協議し、理解を求める考えだが、双方が歩み寄ることは困難な状況となっている。
「施設に入れさせていただけませんか」「美谷町の許可を得てからにして」――。6日午前8時頃、激しい風雪の中、出勤してきた市職員と同町の立壁(たてかべ)政義区長(64)や地元住民ら約10人が押し問答となった。バリケード越しの緊張状態は10分弱続いたが、市職員が諦めて引き上げた。
立壁区長は午前8時30分頃、市役所に梶文秋市長を訪ねた。約2時間に及ぶ話し合いの結果、梶市長は1週間から10日間の試験焼却延期を決断し、住民側はこの日築いたバリケードを撤去した。
震災がれきの試験焼却を巡り、市側は1日に宮古市からコンテナ2個分(約7トン)のがれきを搬出し、7日から施設に搬入、8日に試験焼却を予定していた。しかし、美谷町は「長年、市民が出したごみを受け入れてきた。輪島市のために受け入れているだけで、他の市町村を受け入れるためではない」と反発。市と町が結んでいる「ごみ処理事業に伴う協定書」に違反するとし、断念しない場合は、町などが所有し、市に貸しているセンターとその周辺の土地契約を破棄する内容の文書を市に提出している。
梶市長は6日、記者団の取材に「がれき受け入れについては後ろへ下がることは考えていない」と述べた。一方、立壁区長は「いつでも封鎖できるようにバリケードは置いてきてある」と話し、受け入れ断念を求めていく考えだ。
と、震災廃棄物の焼却・受入れを拒否している。
じゃ、その震災廃棄物は今どこにあるのか?
「読売新聞HP」H24.12.8より転載
岩手県宮古市の震災がれきの試験焼却を延期した輪島市は7日、同市門前町道下の廃棄物収集会社「門前生活環境」内にある市の一般廃棄物積み替え・保管施設に宮古市のがれきを一時的に保管した。
コンテナ2台に積み込まれた宮古市の可燃物(木質系)がれき約7トンは1日、鉄道などで輪島市に向かい、コンテナ1台(3・5トン)のがれきが7日午後1時前に輪島市に到着した。コンテナの空間線量率を測定した後、市職員ががれきをスコップで袋に積み替えた。放射能濃度の測定を行うため、サンプルも採取した。8日にもコンテナ1台分のがれきが搬入される。
輪島市は8日に試験焼却を予定していたが、ごみ処理施設「輪島クリーンセンター」を抱える同市美谷町の反対で、試験焼却は延期された。
門前町にあります。
能登半島地震から5年。
輪島市の「結」の精神は?
「結」の範囲が狭すぎるのでは?
集落を守る「結」も大切だけど、能登半島地震を経験し、東日本大震災を目の当たりしたのであれば、「結」の範囲はもっと広くていいんじゃないかと。
震災廃棄物が汚染されているのであれば、当然別の選択肢になるけど。
そんな事考えながら、能登半島地震を思い出しました。
平成19年3月25日 9:44頃(2分後)
「メガネ、メガネ」 メガネ捜すの大変でした。(今では笑い話)