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積雪の中、ガーベラがまだがんばって花芽をあげている。
先日来、いっこうに天気が回復しません。
当然、裏のコニファーも「ぐりん ぐりん」のまま。
代わりに、約10年前の寒いネタを。」
「では、はりきってどーぞ。」
(作)H16/01/21
桃たろう
桃 「あっ、鬼めっけ!」
桃 「おい、さっき団子食ったの誰だ?」
雉 「…はい」
桃 「じゃ、がんばって!」
雉 「でも、さっき猿が2個食ってましたよ…」
猿 「えっ!」
桃 「お前らが食った順番だって言ったんだろう。」
雉 「でも、私さっき1個しか食べてないから…」
桃 「そんなの俺は知らないって、どっちでもいいからやっつけてこいよ!」
猿 「(おまえもたまには行けよ!)」
桃 「あぁ~ん!なんか言ったかこの猿!」
猿 「いえ…」
雉 「わかりましたよ…。行って来ます…。」
桃 「おう。行って来い。」
猿 「がんばれよ」
雉 「うん…」
桃 「しかし、つまんねえな…鬼退治なんて。」
猿 「えっ!」
桃 「俺も好きでやってるわけじゃないからな~。」
猿 「でも、桃太郎って言ったら、やっぱ鬼を退治しないとだめですよね?」
桃 「そんなの年寄り連中が言ってるだけだよ。いい迷惑だよ~。」
猿 「そうなんですか?でも、僕の家は代々桃太郎に仕えるようにって…」
桃 「だから、俺は名前だけなんだって。人違いだって。」
猿 「えー!(今までの苦労は一体…)」
桃 「だいたい、この団子だってキビじゃないんだぜ。」
猿 「えー!」
桃 「だろ。気付かなかったろ。俺って料理人~。」
雉 「桃さん…、私もうだめ…です…(ガクッ)」
猿 「雉~!」
桃 「3代目~!」
猿 「えっ、3代目?」
桃 「3代目はやわらかそうだな。」
猿 「やわらかそう?」
桃 「よし、準備だ。」
猿 「準備?」
桃 「串に刺さって♪」
猿 「団子!?」
猿 「まっまさか、キジ団子!」
桃 「そうそう。」
猿 「じゃあさっき食ったのも…」
桃 「違うよ。さっきのは犬だよ。」
終
門前町を宣伝します。